SEL感情学習アクティビティ
総合レビュー
- 発売日
- 2026年03月05日頃
- 著者/編集
- 浦元康
- 出版社
- 東洋館出版社
- 発行形態
- 単行本
内容
本書の概要
「いま、どんな気持ち?」--その問いかけが、教室を変える第一歩になります。本書は、SEL(社会性と感情の学習)を日本の学校現場に無理なく取り入れるための実践書です。感情学習4ステップに基づく28のアクティビティ、教科指導への応用、SST・マインドフルネスなどの支援ツールまで、明日からすぐに使える具体的な手立てを豊富に収録しています。
本書からわかること
■ 感情学習4ステップで、誰でもすぐに実践できる
本書の核となるのは「スタート→ガイド→チャレンジ→シェアリング」の4ステップです。教師の語りで心を開き、アクティビティで感情を揺さぶり、「心パレット」で言語化し、友達と共有する。この流れに沿うだけで、特別な研修がなくても感情学習を始められます。28のアクティビティにはワークシートも付属し、準備の負担を最小限に抑えています。
■ 感情を視点にすれば、教科の学びが深くなる
SELは特別な時間だけのものではありません。本書では、教科指導に「感情」の視点を組み込む方法を具体的に紹介しています。「きき合い」という対話活動を通じて、子どもたちは友達の考えに共感しながら自分の思考を深めていきます。感情に気づくことが思考を生み出す原動力となり、学習内容を自分ごととして捉える「深い学び」へとつながっていくのです。
■ SSTやマインドフルネスで、学級の土台をつくれる
感情学習の効果を最大化するには、安心できる学級の土台が欠かせません。本書では、日めくりカレンダーや心の健康観察、スクモン(スクールモンスター)、ハッピーマンデー制度など、日常に組み込める仕組みを多数紹介。問題行動を「指導」ではなく「気づき」で変えるアプローチにより、子どもの自己肯定感を守りながら行動の変容を促すことができます。
こんな先生におすすめ
・子どもたちの心の奥にある気持ちを引き出したいと感じている先生
・学習者主体の授業づくりに取り組みたいが、何から始めればよいか迷っている先生
・いじめや不登校の未然防止につながる、日常的な学級づくりの手立てを探している先生